vaccine

帯状疱疹ワクチン予防接種について

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、水ぼうそうウイルスが原因で発症する皮膚疾患です。
子どもの頃に感染したウイルスが体内に潜伏し、加齢や免疫力の低下によって再活性化して発症します。
発疹や痛みに加えて、後遺症として帯状疱疹後神経痛(PHN)を残すこともあります。

接種できるワクチンの種類

ワクチン名種類接種回数効果特徴
ビケン
(生ワクチン)
生ワクチン1回発症予防効果 約50%比較的安価。免疫力が極端に低下している方は接種不可
シングリックス不活化ワクチン
(組換え)
2回
(2ヶ月間隔)
発症予防効果 90%以上高い予防効果。免疫力が低下している方にも接種可

自己負担額(助成制度適用時)

ワクチン名自己負担額(税込)
ビケン
(生ワクチン)
4,000円(1回)
シングリックス11,000円/回(2回接種:合計22,000円)

※上記金額は、国または江戸川区の助成制度を利用した場合の自己負担額です。
国と江戸川区の助成は併用できません。

補助制度について(2025年度以降)

【国の定期接種制度】

  • 65歳を迎える方(年度内に65歳となる方)
  • 60~64歳で、重度の免疫障害を有し日常生活がほとんど不可能な方
  • 経過措置(2025~2029年度):その年度に70、75、80、85、90、95、100歳になる方
  • ※100歳以上の方は2025年度に限り全員対象

対象ワクチン:ビケン(生ワクチン)または シングリックス(不活化ワクチン)
詳しくは厚生労働省のページをご覧ください

【江戸川区の助成制度】

  • 接種日時点で50歳以上の江戸川区民が対象
  • 対象ワクチン:ビケンまたはシングリックス
  • 令和8年(2026年)3月31日までの期間限定

詳しくは江戸川区のページをご覧ください
※国と江戸川区の助成は併用できません。

接種の流れ

  1. ご予約・ご相談: 電話または受付でご相談ください。
  2. 接種当日: 医師の診察後に接種を行います。
  3. 必要書類: 助成を受けるための予診票は江戸川区指定の医療機関に設置してあります。事前に当院までお電話でご確認ください。本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証等)をお持ちください。

よくあるご質問(FAQ)

どのワクチンを選べばよいですか?

年齢、健康状態、費用や補助制度の適用などを踏まえ、医師がご案内いたします。まずはご相談ください。

予約は必要ですか?

はい。ワクチンは取り寄せ制のため、必ず事前予約をお願いいたします。

助成を受けるにはどうすればよいですか?

国または江戸川区いずれかの制度を選択し、対象条件をご確認ください。詳しくは当院までお問い合わせください。

お問い合わせ・ご予約

帯状疱疹ワクチンに関するお問い合わせ・ご予約は下記までご連絡ください。

☎ 03-5696-1515
受付時間:9:00〜12:30/15:00〜18:30
(土曜午後・日祝除く)


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