当クリニックでの救急の役割は急な体調の変化から、病院に行こうか少し迷ってしまうぐらいの方も含めて皆さま診察させて頂きます、というスタンスです。どんな疾患でもまずは診察させて頂き適切な対応を行なっていきます。

診療例

怪我(打撲、骨折、脱臼、捻挫など)

日常的に起こる怪我から労働災害、事故などで起こる怪我にも対応致します。診察、画像検査の結果、骨折がある・疑われる方にはシーネ(副木)固定など初期対応を行なった上で、必要に応じて専門医療機関へご紹介いたします。

怪我(切り傷、擦り傷など)、熱傷

転倒やカッター・包丁で誤って切ってしまった、また熱湯によりヤケドを負ってしまった時は早めに受診をしてください。特に縫合が必要な傷の場合、時間が経ってしまうと感染の影響や創傷治癒過程において縫合ができない場合(しない方が良い場合)があります。傷のフォローも継続して行なっていきます。

熱中症(日射病・熱射病)

高温多湿な環境で体温調節ができなくなり、めまいや頭痛、吐き気、倦怠感などの初期症状が現れ、重症化すると意識障害やけいれんが発生する危険な症状です。当院では、迅速な診断と適切な水分・電解質の補給、必要に応じた点滴治療を行います。さらに、患者さんの状態に応じて冷却療法を実施し、速やかな回復をサポートします。熱中症の疑いがある場合は、早急に当院へご相談ください。

急性心拍異常(頻脈・心房細動など)

頻脈や心房細動などの心拍異常は、心臓が速く、不規則に、または強く打つ感覚を引き起こします。これらの症状は突然発生し、胸部の圧迫感、呼吸困難、めまい、失神などを伴うことがあります。当院の救急科では、心拍異常の原因を迅速に特定するために、緊急心電図検査や血液検査を行います。また、必要に応じて酸素投与や薬物治療を実施し、速やかな対応を提供します。急な心拍異常や関連する症状が現れた場合は、ためらわずに当院の救急科にお越しください。

突然の腹痛

突発性の腹痛は、予期せぬタイミングで強い痛みを伴って現れることが多く、原因は急性虫垂炎、腸閉塞、胆石症、腎結石、膵炎など多岐にわたります。当院の救急科では、迅速な診断と治療を提供するために、血液検査や超音波検査を実施し、診断に応じた治療を行っていきます。緊急の治療やより精密な検査が必要と判断した場合は近隣病院へのご紹介も適切に行います。突然の強い腹痛が現れた場合は、すぐに当院の救急科にご来院ください。

軽度のやけど(熱傷)

軽度な火傷は、皮膚の表面が赤くなり、痛みやヒリヒリ感を伴うことが多いですが、深刻な症状に進行することもあります。当院の救急科では、迅速な処置として、冷却、消毒、適切な軟膏の塗布を行い、必要に応じて包帯で保護します。また、感染を予防するためのアドバイスや、自宅でのケア方法も指導いたします。火傷が広範囲に及んだ場合や水疱ができた場合は、すぐに当院の救急科にご来院ください。

突発性の頭痛や片頭痛

突発性の頭痛や片頭痛は、急に強い痛みが現れることがあり、日常生活に支障をきたす場合があります。これらの症状は、脳血管障害や髄膜炎などの重篤な疾患の兆候である可能性もあるため、慎重な対応が必要です。当院の救急科では、まず症状の緩和を図るための鎮痛剤の投与等を検討し、必要に応じて精密検査が可能な専門病院への紹介を行います。突然の激しい頭痛や片頭痛が現れた際は、すぐに当院の救急科にご相談ください。

急性尿路感染症(膀胱炎)

急性尿路感染症、特に膀胱炎は、頻尿や排尿時の痛み、下腹部の不快感を引き起こすことが多い疾患です。女性に多く見られ、早期の診断と治療が重要です。症状が進行すると腎臓に感染が広がる可能性もあります。当院の救急科では、迅速な尿検査を行い、抗生剤の投与などの適切な治療を提供します。膀胱炎の症状が見られた場合は、悪化を防ぐためにも早めに当院の救急科にご来院ください。

突発的なめまいやふらつき

突発的なめまいやふらつきは、内耳の異常や血圧の変動、脳の血流不足など、さまざまな原因で発生することがあります。特に、突然のめまいやふらつきは、脳梗塞や脳出血といった重篤な疾患の兆候である可能性もあるため、迅速な診察が必要です。当院の救急科では、症状の原因を特定するために、血圧測定や血液検査を行い、必要に応じて専門病院への紹介を行います。突発的なめまいやふらつきを感じた際は、すぐに当院の救急科にご相談ください。